▼ 映画『ダークナイト ライジング』公式サイト
新生バットマンの3作目にして,三部作の完結編です。
ここ最近,テレビでも前作の「ダークナイト」放映してたりしましたからね。
ダークナイトも152分の長尺でしたが,ダークナイト ライジングはさらに長い165分(!)
でもダークナイトもそうでしたが,今回もその長さを気にすることなく,集中して観ることが出来ましたよ。
観たのは単身赴任の地,静岡の映画館CINE CITY ZART。
残念ながらIMAXの巨大な画面というわけにはいきませんが,そこはそれ。

伝説が,壮絶に,終わる。
休みの日だったので,夕方すぐに観られる日本語吹替えか,レイトショーまでまたなくちゃの字幕スーパー版か迷ったのです。
でも結果として字幕版。個人的には正解!
なぜか。
・・・あとはネタバレになるので,改行します。
はい,ここまで改行。
ブルース・ウェインて,バットマンのコスチュームを着るとダミ声というか声が変わります。
だからこそゴードン市警本部長が,あれだけ共に悪と戦っていながら正体に気づかないわけですね。
最後にバットマン本人のセリフで正体に感づくわけですが,あのダミ声が好き!
もう一つはベイン。
今回の主役級で絶対的悪であるマスクの男ベイン。
初期の「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」では,薬漬けで緑のマッチョマンだったベイン!
何という出世でしょうか(笑)
彼はマスク越しのセリフになるわけですが,これがまた良い。
同じ「マスク」なダースベイダーのゴーパーな野太い声ではなく。
キンキン声というか,高温が混じった,どことなく哀しみを帯びたその声。
その感じも,オリジナルそのままの字幕スーパー版でこそ楽しめます。
まぁ日本語吹替えもそのあたりの声を作っているのかもしれませんが・・・
そこはほれ,blu-rayが出たら楽しみましょう。
という感じで,個人的には字幕スーパー版で観て良かったなぁと思ったのでした。
あとアン・ハサウェイ演じるキャットウーマン。
美しく,体のラインもセクスィィィなキャットウーマンですが,綺麗過ぎですかね(笑)
キャットウーマンとしては,ティムバートン版のバットマン・リターンズで魅せたミシェル・ファイファーの妖艶さがピタリな気がしました。
そのキャット・ウーマンが後半で乗りまくるバット・ポッド。
ダークナイトでも出てきた,極悪なほどに極太なタイヤの,あのバイクです。
流石にキャット・ウーマンがまたがる姿はセクスィィィィィィィィィ。

あれコーナリングで,前輪と後輪が「360度」回転するんですよね!
映画中に何度か出てくるのですが,何度も観たい。カッコイイ!!
今回の「ダークナイト・ライジング」を観る上で,三部作の最初の作品「バットマン ビギンズ」は外せないですね。
いたるところに,その伏線が出てきます。つまりはあの組織。
そしてブルース・ウェインが最初「引きこもり」なのは,次作品「ダークナイト」の最後があるわけです。
「ダークナイト・ライジング」単体でもまぁ楽しめますが,やはり3部作なのですね。全て観ないと。
いいなぁ。3部作揃っていいなぁ。
ロード・オブ・ザ・リング以来の,見事な3部作。
ティムバートン版の独得のゴッサムシティの世界観も好きでした。
特に,なぜ悪役は悪役なのかというところ。
そしてクリストファーノーラン版の,徹底的に現実路線というか,原作路線なバットマンも良かったです。
最後に。
途中で薄々感じていましたが,某彼の本名が「ロビン」だと分かります。
バットマンの相棒,ロビンになるのでしょうね。
そしてゴードン市警本部長の娘=バットガールにいたっては,新生3部作では全く出てきていません。
あの終わり方って・・・
やはり続きがありそうですよねぇ。
本当にもうやらないんですかねぇ。
ということで,早くblu-rayが出ないかなと心待ちにしているのでした。
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