場所は両国国技館。
年6回ある本場所のうち,九月場所(秋場所)は両国国技館で行われます。
直近ではスタバの株主総会で,国技館に伺いましたっけ。
大相撲でいえば,初めて赴いた今年5月の夏場所に続いて,2回目の観戦です。

たくさんののぼり旗が目に楽しいです
独得の雰囲気なんですよね,大相撲の観戦て。
もちろん浦和レッズのサッカーも,東京ドームでの野球観戦も,それぞれに雰囲気があります。
大相撲のそれは,濃い雰囲気。
1対1のスポーツですし,1勝負あたりの時間が凝縮されてますし,登場する選手(力士)の数が違う。
他にも行司さんを見たり,呼出さんを見たり。(*1)
三月の春場所あたりから目覚め,五月場所の国技館で初めての大相撲観戦。
七月場所では「録画部(*2)」にてほぼ全日程をみるようになり,そして九月場所と続いてまいりました。
幕内の力士が中心になりますが,力士の顔やら名前やらがだんだんと一致してきたのです。
先場所は幕内にいたのに今場所はいないね,とか。
あらやだちょっと分かってきた!?
ということで,チケットを受けとって中へ。
正面入口から突き当たりには,トロフィーの数々が並べられています。

初めて見る?都美デザインのトロフィーをぱちり
今場所で優勝した力士に贈られるものが,そのまま置いてあるそうです(!)
そういわれると歴代の優勝力士の帯がついた旗や,総理大臣が渡すトロフィーもあるのが分かります。

「感動した!」の総理大臣杯はこちらです。

左上の「巨大な杯」が総理大臣杯
よく見ると,天皇賜杯も総理大臣杯も,持ち手の部分にたくさん名前?の銀板がついていますね。
次回もっとよく見てみよう。

どこかで見た乾ししいたけのトロフィー

相撲興行時の国技館の定員は「11098名」です。ヘーヘーヘー
ということで,向正面のマスA席を予約してくれていたので,そのまま中へと向かいます。
1Fのマス席やタマリ席って,全て座布団に胡坐なんです。みんなで雑魚座り。
椅子じゃないところがなんとも。(椅子席も2Fにあります)
そしてこのマスA席の位置って・・・けっこうテレビに映るんじゃないの!?(*4)

平日ですし,この時間ですし。ガラガラ!
両国についたのがお昼の12時半過ぎ。
この時間は,序ノ口,序二段,三段目,幕下といった関取を目指す力士たちが取組しています。
実は朝の8時30分から取組は始まっているそうな(!)
テレビ中継は主に13時頃からの十両取組から。
なのでこの時間は,大相撲協会が流すストリーミング配信以外は普通は見られない取組なのですね。

呼出さん
呼出さんは呼び上げ以外にも,土俵を作ったり懸賞幕を持って土俵を一周したり,拍子木や太鼓を叩いたり。
競技の進行をサポートするスーパー何でも屋さんです。

呼出さんだって休憩します
2階に生ビールを買いに行ったら,呼出さんに遭遇。
テレビで見知った顔も増えてきましたが,名前がまだ一致しません。

カンパーイ!!
嗚呼,平日の真昼間からすいませんすいません。
るーびーごくごく。

スパークリングマンゴーだって飲んじゃいます

十両土俵入り

高見盛ー!あいっあいっあいっあいっ
十両の取組が終わり,幕内の取組開始までは休憩タイムです。
「中入り」といいます。

幕内土俵入り

横綱土俵入り
向正面ですからね,横綱のお尻しか見えませんぜ。
横綱が四股を踏むたびに,「よいしょー!よいしょー!」の歓声が。
腰をフリフリずずずずーっと立ち上がる様は,流石横綱です。白鵬!!
そして幕内力士の取組が始まります。
地デジのテレビ中継も主にここから。
なので見知った顔の力士も多数登場しますし,ぶつかったときの「ふっしょ!(と聞こえる)」迫力も違いますね。

お気に入りの隆の山

なぜならほら,お尻がプリップリ
隆の山は,チェコ出身の外国人力士です。通称チェコたん。
187cmで96kgという,幕内力士の中では超軽量力士です。
この日は旭天鵬に吹っ飛ばされていました。嗚呼 > <
旭天鵬といえば,先々場所の五月場所で優勝した力士。
でも先場所の七月場所は連敗の連敗であらららら。
そして今場所は・・・なんと全勝しているのですねー。
実は十両取組中,トイレに行こうと1F観客席から出た扉のところで,実は旭天鵬に会ったのでした。
身長191cm!体重160kg!!
大きかったです。テレビで見るよりも,はるかに大きく感じました。

モンゴル出身の力士,時天空
旭天鵬に続いて,真ん中が「天」ということで時天空。
あまりに仁王顔なので,すぐに名前と顔が一致した力士です。
睨みつけているでしょう?(笑)

こちらも全勝中の大関,稀勢の里
口が思いっきりへの字に曲がって,ダダをこねているように見えるので一発で覚えた力士です(笑)
今場所の番付で西の一番上に位置する大関であらせられます。
塩を手に取ったあとに,ぬぅぅぅっと立ち上がって見得を切る(ように見える)のが好き。
いやその時の不敵な三白眼につりあがった目とへの字口が好き。

綱取りに期待がかかる大関,日馬富士
先場所の七月場所で優勝し,今回の結果如何で横綱昇進も視野に入っている力士です。
同じく番付で東の一番上に位置する大関であらせられます。
時間いっぱいの前に,ぐうううって腹ばいに近い姿勢で気合を入れるのですが,館内が沸きますねぇ。
この日もしっかりと勝利して,全勝を守っています。

本日の打ち止め,横綱の白鵬
東の横綱であらせられます。
ちなみに西の横綱は不在です。
192cmという巨体。立ち居振る舞い。その強さで勝利。
さすが横綱でございます。
ざっとお気に入りの力士を見てきましたが,ここまでパッと言えるようになるとはねぇ。
写真はFlickrにまとめました。
▼ Sep Grand SUMO Tournament 5th SEP13/2012 - a set on Flickr

場所が終わると土俵にはシートがかけられます
大相撲という古い古い歴史を持つ競技。
その長い歴史の中で生まれてきた,しきたりや独得の言い回し,雰囲気。
それらを紐解いていくという楽しさに,今魅せられています。
ということで,1月場所も見に行きたいです。
行きます。行かねば!!
*1 力士のみならず,行司さんや呼出さんの名前まで注目するようになるとは。ご指導のおかげです (´ε`*d) グッ!!
*2 大相撲の中継は夕方から午後6時まで。仕事で見られません。ということで,日中録画しておいたものを,仕事帰って夜に見る。それを録画部というそうな。ご指導のおかげです (´ε`*d) グッ!!
*3 LINEより入電。いつもご指導ありがとう〜 (´ε`*d) グッ!!
*4 この日の中継はBSからずっと録画していたのですが・・・バッチリ映っていましたよ(どアップで)。土俵の引きの画面なんかも,毎回映りまくりだったよー(遠目で)。
■関連エントリ
・スタバの株主総会2012
・史上初の7連覇(2005)
この記事へのコメント