やはり「iPhone」でした!!
・米Apple、GSM対応の“iPodケータイ”「iPhone」。11b/g無線LANも搭載(INTERNET Watch)
ジョブズCEOが基調講演(Keynote)で言うところの「iPod」+「電話」+「internet」。
基調講演でも,ここは繰り返し強調してましたね(笑)
でも,そのデザインと可能性ははるか先をいっていると思います。
3.5インチのスクリーンに11.6mmというiPodなみの薄さ。
「たくさんのプラスチックのボタンやスタイラスペンは要らない」と,従来の入力デバイスを潔くバッサリと切り捨て,全て指の動きで操作する新しい「Multi-touch」デバイス。
米appleのサイトでも,その素晴らしい動きを見ることができます。
(白く丸いポインタが指の動きを表しています)
・ Widescreen iPod (iPhoneでiPodを動作するデモ)
・ Revolutionary Phone (iPhoneで電話をかけるデモ)
・ Breakthrough Internet Device (iPhoneでNETするデモ)
動きを見ると分かりますが,この小さな本体で実にスムーズに動作していますね!
本体にセンサーが内蔵されており,横にすると自動的にワイドスクリーン状態になるところもサスガ。
Intel製のプロセッサを搭載し,OSには"OS X"が採用。
携帯電話のデザインにあわせて最適化されている部分はあるそうですが,これはすべての機能を再現した完全なMac OS Xとの事。
(2007.1.11訂正)
なので,携帯電話といっても完全なマルチタスクで動作し,通話しながらメールを送信したりWebページや写真を閲覧したりできると。
ウワサされていたタッチスクリーンのiPodが,まさにコレでしたね。
(特許も取得済みとか)
気になった点は2つ。
まず通信方式が,日本では利用されていないQuad-band GSMという方式という事。
アジアでの発売は2008年の予定との事ですが,それまでには何とかしてほしいなぁ・・・
携帯電話キャリアは,本家アメリカ内ではcingular社の独占契約になるそうですが,日本で発売されるとしたら・・・?
まぁiPhoneは携帯電話機能の他に無線LANの802.11b/g,そしてBluetooth 2.0に対応しているので,無線LANなどを利用したデータ通信端末として利用できますね。
もう一つの気になったところは,バッテリ駆動時間はが動画再生/通話時が約5時間,音楽再生時が16時間という事。
携帯電話として考えると,通話時で5時間というのはかなり苦しいかも。
持ち歩いて,そりゃもうiPod機能で音楽を聴きながらNETなどを使いまくってるでしょうから,いざ電話しようとしたときにバッテリ切れではシャレになりません。
またiPod Style Navi - blogさんによると,このiPhoneはセキュリティの面からクローズド・プラットホームとしてガジェットなど一部のソフトウェア以外はインストールしたり,開発が出来ないとか。
・iPhoneはクローズド・プラットホーム(iPod Style Navi)
・・・とはいえ,なんのかんのいっても物欲刺激されまくりです(笑)
もうコンピュータを売る会社ではないと,Apple Computer,Inc.からApple Inc.に社名変更していますが・・・まさに。
「The first 30 years were just the beginning. Welcome to 2007.」
(最初の30年は単なる始まりに過ぎなかった。ようこそ2007。)
今年もアップルに要注目です!!
iPhoneはあちこちのblogでエントリされ,情報が溢れかえっていますが(^^;
ニュースサイトを含め,速報系リンクはBlog!NOBONさんに詳しいです。
昨日のエントリで,iPhoneという商標がCisco Systemsに既に使われていると書きましたが,その辺りにも触れられています。
・Apple iPhone 速報リンク集(Blog!NOBON)
追加。本家アップルのNews Release。
・アップル、iPhoneで携帯電話を再定義
・アップル、革新的なiPhoneの米国内の独占キャリアにシンギュラーを選択
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