2013年にパブリックドメイン化した著作を青空文庫で読む!

今年2013年は,著作物のパブリックドメインの当たり年だそうです。

パブリックドメイン=人類共有の財産として,知的創作物について知的財産権が発生していない状態又は消滅した状態。
日本では没後50年で著作権が消滅するので,青空文庫などの電子書籍などで手軽に名作を読むことが出来るわけです。

そんな「当たり年」という今年。
吉川英治や,柳田國男といったビッグネームがパブリックドメイン化しました。

吉川英治といえば,何度もNHK大河ドラマ化された「宮本武蔵」や「太平記」。「三国志」などなど。
柳田國男といえば,有名な「遠野物語」がありますね。

早速,iPadに入れてあるi文庫HDアプリで確認。
i文庫アプリは青空文庫のデータベースを直接見に行ってくれるので,iPhoneやiPadで重宝しています。(*1)

青空文庫
青空文庫に更新を発見

早速増えた内容に,吉川英治がないかを確認すると・・・

青空文庫
吉川英治 in 青空文庫

おお,すでに三冊も!
「私本太平記」です。南北朝時代の足利尊氏の物語。
NHKの大河ドラマ「平清盛」が終わった今,ちょうど良い物語です。

青空文庫の作業中一覧を見る限り,全13巻になるようです。
どうせなら「新・平家物語」も早く読みたいわぁ。
関係者の皆様,ご苦労様でございます。ありがとうございます。

青空文庫
柳田國男 in 青空文庫

柳田國男もすでに1冊登録されていました。
有名な「遠野物語」。が,実はまだ読んだことがない私。
早速アプリで取り込んでみます。

青空文庫
遠野物語をダウンロード

青空文庫
電子書籍化された「遠野物語」

やー嬉しい!
ちょっと足を故障しているので,連休中の読書にピッタリです。

新しかったiPadですから,高精細なRetinaディスプレイ。
フォントを文庫レベルに小さくしても,実に美しく読みやすいわけです。
嗚呼早くiPad miniにRetinaディスプレイを(もごもご)

昨年にAmazonのKindleが登場して,それまで一進一退だった電子書籍の流れが一気に花開いた感があります。
ビジネス書や話題の作家さんの本も,電子書籍化されて嬉しい時代になりました。
と同時に,この青空文庫も素晴らしいものですから,今後も活用させていただきます。

青空文庫化された著者と書籍の一覧視認性がとても良いので,i文庫HDを愛用しています。
iPhoneでは,i文庫S。
Kindleの様に,デバイス間を越えてブックマークが同期できれば言うことないんですけどね!


iBunkoHD


iBunkoS


*1 最近はずっと宮沢賢治を読み漁っていました。あめゆじゆとてちてけんじや。(*2)
*2 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」も青空文庫化されているのに,Kindleだと有料な文庫版しか出てこないのは何故なんだぜ。

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