APPLELINKAGEさんによれば,Wall Street Journal Asiaにて次のような報道があったようです。
事情を良く知る関係筋によると,Apple Inc.のCEOであるスティーブ・ジョブズ氏が最近,NTTドコモの社長である中村維夫氏に会い,日本でのiPhoneの販売について話し合った。ただし,すでにiPodを携帯端末と併売しているソフトバンクとも話し合いを持っているそうで。
交渉の障害は収益の分配との事で,ドコモとソフトバンクの両者で競争させた上でより良い条件に・・・というところなのでしょう。
あくまで交渉のボールは,Appleがしたたかに握っているように思います。
また,もう一つのベンダーであるau(KDDI)も交渉をしていた事が明らかになっています。(過去形ですね)
KDDIの小野寺社長によれば,アップルはGSMの次にW-CDMAへの対応を考えているようだという。KDDIとしても利益を上げられるビジネスモデルを確立することが難しいといい,auでの投入は見送ることになりそうだ。ということで,キャリアがどこにしても,日本でのiPhone発売はまちがいなさそうですね。
ただ現行の905iシリーズと比べても(薄さはともかく),大きなサイズ。
ワンセグは?お財布ケータイ機能は?モバイルWiMAXは?
そのあたりを,すでに多機能すぎる携帯端末を,昔ながらのユーザインタフェースで普段から使用している日本の消費者はどう見るのか?
そして,ドコモはiモードや着うたといったインフラをどのようにiPhone向けにアレンジしてくるのか?
そとのひとだから興味津々で見ていられますが,なかのひとはそりゃもう大変な駆け引きを日夜していることでしょう・・・
正式な発表を,楽しみに待ちたいと思います。
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