衝突する銀河

先日のエントリで,「アンドロメダの涙」の正体がアンドロメダ銀河に衝突した小銀河だったというシミュレーション結果を紹介しましたが・・・

銀河と銀河って,そんなに衝突をしているもの!?

えぇ,しているんです。

銀河衝突:ハッブル宇宙望遠鏡が59枚の写真を公開 (WIRED VISON)
教科書ではいつも同じで変化しないイメージのある銀河だが,公開された写真には,銀河が回転,衝突し,浮かれているかのように軽やかに動きながら,互いにぶつかりあい,くっつきあって新しい超巨大銀河が生まれていく様子が、,を見張るような形で映しだされている。
公開された写真は当然リンク先に掲載されているのですが・・・
一瞬「CG!?」と思うような,星空の天体ショーがいっぱいです。

ngc6050.jpg
す,少なくとも4つの銀河が入り乱れてます

こんな写真が,59枚も(!)

衝突といっても,バツーンという自動車の衝突のなんかとちがい,数億から数十億年の時間をかけて起きているわけです。

なんでも地球を含む銀河系の近辺ではほとんど見られない現象で,はるか遠くの(つまりそれほど過去の)宙域で観測できるそうな。

それら衝突した銀河の,実際の今の姿。
果たして,いったいどんな姿になっているんでしょうか・・・

■関連エントリ
「アンドロメダの涙」の正体

この記事へのコメント

  • 天のがわ

    こんばんわ。。
    銀河の衝突・・。
    本当に・・壮大なスケールの話ですよねぇ・・。(・・
    思わずリンクで楽しんでしまいました。w
    夜空の果ての 壮大な時間と空間の中で・・。
    そう考えるだけで・・ 
    気持ちは遥かかなたへ吸い込まれて行きそうですね。。
    2008年05月02日 23:22
  • マキパパ

    >天のがわ さん

    銀河と銀河の衝突シーンを,以前「百億の昼と千億の夜」という漫画で読んだことがあります。
    その時は,まさか衝突だなんて!って思ってましたが,いや実際に起こっているハナシなんですよね。

    止まっているように見える事象も,途方もない時を経ながら変遷しているんですね。
    誰が意図したわけでなく,あくまで自然の流れ。

    そんな訳で,今宵も夜空に思いを馳せてしまいます・・・
    2008年05月04日 01:30

この記事へのトラックバック